技術士としての適格性
こんにちは。Kiyotechです。
口頭試験で実務能力と併せて問われるのが適格性です。
今日は、この技術士としての適格性について考えてみましょう。
技術者倫理が問われる
口頭試験において適格性が問われる理由は、技術者としての専門知識やスキルだけでなく、倫理観や継続的な学習姿勢が重要視されるからでしょう。
このうち、技術者倫理は、技術者が社会に対して果たすべき責任や義務を明確にするものです。
技術者は、その専門知識を用いて社会に貢献する立場にありますが、その過程で倫理的な判断が求められる場面があると思います。
例えば、以下のようなケースを考えてみました。
安全性の確保: 技術者は、製品やサービスの安全性を最優先に考える必要があります。
安全性を軽視した結果、重大な事故や災害が発生する可能性があるため、常に最新の安全基準を遵守することが求められるといえます。
公正な取引: 技術者は、取引先や顧客に対して公正で誠実な対応を行うべきです。
不正な取引や情報の隠蔽は、信頼を損なうだけでなく、法的な問題を引き起こす可能性があります。
環境への配慮: 技術者は、環境保護の観点からも責任を持つ必要があります。
持続可能な技術の開発や、環境負荷を最小限に抑える取り組みが求められます。

継続研さんの必要性
技術の進歩は日進月歩であり、技術者は常に最新の知識やスキルを習得する必要があります。
継続研鑽は、技術者がその専門分野での競争力を維持し、社会に貢献し続けるための重要な要素です。
考えられるものとして、次のような項目が挙げられます。
最新技術の習得: 新しい技術や方法論が次々と登場する中で、技術者はそれらを迅速に習得し、実践に活かすことが求められます。
例えば、AIやIoTなどの新技術が、多くの分野でどのような革新をもたらしているかを理解していることなど、考えられる事項は多岐にわたるでしょう。
資格の取得: 新しい技術者資格の取得は、継続研さんの要素となります。
資格取得のためには一定の試験を受けることが求められ、これに必要な学習が技術者の継続的な成長に繋がります。
ネットワーキング: 他の技術者や専門家との交流を通じて、新しい知識や視点を得ることもできます。
学会やセミナー、ワークショップなどに積極的に参加することで、自身のスキルを向上させることができます。
学会等によっては定期的な刊行物(会誌)があり、それを熟読するだけでも立派な技術研さんとなるでしょう。

自分自身に問いかけてみよう
口頭試験では、前述の「技術者倫理」と「継続研さん」について問われます。
技術士法で定められた3義務2責務はもちろん、自分自身にとっての技術者倫理とはなにか、自分自身はどのように継続研さんしようと考えているのか、この部分を自身に問いかけ、オリジナルの回答を準備しておいてください。
特に、実務経験が長い方は口頭試験で思わぬ質問を受ける場合があるでしょう。
「〇〇さんは、今まで十分な経験を積んでこられましたから、これ以上勉強することはないでしょう?」といった質問です。
ここでうっかり、「そうですね」などと答えてはNGです。
模範解答として、「科学技術の進展は日進月歩です。これからも継続して研さんを続けます。」といった内容がすんなりと出てくるように準備しておきたいものです。
さあ、今から口頭試験の対策を進めていきましょう!

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