戦艦「大和」の電力システム

戦艦01
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巨大艦船を支えたもの

こんにちは。Kiyotechです。

先日、ビデオで「アルキメデスの大戦」を観ました。

もちろん、科学技術の軍事利用をここで云々するものではありません。

ただ、今から80年以上も前の日本で、当時の造船技術の粋を結集した事実に、改めて深い感慨を覚えるのです。

発電機の構成

少々興味が湧き、超弩級戦艦の電力事情について調べてみました。

戦艦「大和」は、合計で8基の発電機を搭載していたとのこと。

そのうち、4基はティーゼル型(ディーゼルエンジン駆動)で、残りの4基はターボ型(蒸気タービン駆動)。

合計の発生電力は4,800キロワットに達しました。

現在の大規模プラントに匹敵する設備容量です。

艦内の発電と配電

「大和」の発電用原動機は8基あり、発電機は単体で600キロワット、225ボルトのティーゼル型が4基と、ターボ型が4基で構成されていたといいます。

「大和」は、この電力によって航行や武器システム、測距儀や通信など様々な設備を駆動していました。

「大和」の電力システムは、その巨大な船体を支え、軍艦として高い性能を発揮するために重要な役割を果たしていたのです。

戦艦02

戦闘能力を支えた電力システム

また、「大和」の主砲発射時には、電力集中(砲撃に直接関与しない部分の負荷をしゃ断する)などの特別な措置が取られていたとのこと。

「大和」の46サンチメートル主砲は、最大射程が約42キロメートルにも達したそうですが、その電力システムは、主砲発射の重要な瞬間においても適切に機能し、持てる戦闘能力を遺憾なく発揮させていました。

このように、「大和」は当時の技術を駆使して強力な動力を得つつ、その戦闘能力を十分に活かすことができたと考えられます。

これ以外にも「大和」に注ぎ込まれた当時の様々な技術は、現在、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)で観覧することができます。

Kiyotechも一度訪れてみたい場所の一つです。

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